40代のある日のこと、夜遅くまで作業をして翌日も普通に仕事をしたら、それまでなら一晩で回復していた疲れが、三日たっても抜けませんでした。「あれ、なんかおかしいな」とじんわり気づいたのが最初でした。体の変化というのは、じわじわとではなく、あるときから急に感じるものだと思います。
それからいろんなことが重なりました。冷えやすくなった。同じことをしているのに翌朝の体の重さが違う。少し無理をすると、以前より回復に時間がかかる。こうした変化が一気に押し寄せてきたとき、正直、最初はちょっと焦りました。「もう若くないんだな」と、どこか寂しい気持ちになったことも覚えています。
でも今は、それをわりと穏やかに受け入れています。大切なのは、変化を嘆くことではなく、「今の体」に合ったケアをすること。以前と同じペースで動けないなら、ペースを変えればいい。回復に時間がかかるなら、回復のための時間をちゃんと取ればいい。それだけのことなんだと、少しずつ思えるようになりました。
私自身も、40代に入ってから定期的なセルフケアを意識するようにしました。入浴時間をゆっくりとること、寝る前にアロマをディフューズすること、月に一度は自分でも施術を受けること。特別なことは何もないのですが、こうした小さな積み重ねが、体の調子を整えてくれると感じています。
「あの頃とは体が違う」と戸惑っているお客様にお会いするたびに、私はいつも思います。体は変わっても、自分を丁寧に扱う時間は、いつからでも始められる。白馬の自然に囲まれた静かな空間で、今の自分の体に向き合ってみてください。それが、Rosewood Aromaでの時間であればうれしいです。